2020.09.30
医療安全職員研修会
小豆沢歯科では年に2回医療安全職員研修会を開催しています。今回は院内感染対策について理解を深める目的で歯科治療時の飛沫を検証しました。テレビの刑事ドラマなどでご存知の方もいるかと思いますが、微量な血液などを検出できる「ルミノール反応」を使った実験を行いました。
診療ユニットとその周囲にルミノールを噴霧し血液などの飛沫がないか点検しました。患者さんがうがいをする流し(スピットン)の下の床や医療廃棄物用のゴミ箱周囲などで検出されました。患者さんが直接触る部分は毎回次亜塩素酸ナトリウムで清拭していますので検出はほとんどありませんでした。
各班ごとに報告して今後の対応について検討しました。
小豆沢歯科は「医療安全対策に必要十分な設備と職員の配置」を行っており、厚生労働省から認可を受けた「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」となっています。
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所とは
2017年5月1日現在 東京都内10,558歯科医療機関のうち538院所(約5%)しか認可されていません。
洗浄、消毒、乾燥までの工程を一度に行えるドイツ・ミーレ社製のジェットウオッシャーを導入しています。
また、ヨーロッパ基準をクリアしたクラスBオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を使用して複雑な形状の器具も真空にして確実に滅菌を行っています。
また器具機材の清掃、滅菌消毒などのサプライ業務を行う専門の職員もいます。
毎日これらの器具がフル回転していますので、安心して受診をしていただけると思います。
小豆沢歯科では毎月医療安全委員会を開催しています。医局長が責任者で毎回テーマを決めて論議、必要なことが全職員に伝達できるようにしています。
また、ヒヤリ・ハット報告は「診療向上カード」として毎週水曜日に報告しています。
2019.10.30
医療法により医療機関は、医療に係る安全管理のための職員研修を、年に2回実施しなければなりません。
小豆沢歯科では10月30日(水)の午後に、2019年度二回目の歯科全職員を対象とした、医療安全講習を実施いたしました。内容といたしましては、一つ目は過去に他歯科で起きた、抜去歯の誤飲死亡事故を検証して、どこに不備があったのかを確認し合い、小豆沢歯科での誤飲対策マニュアルを確定いたしました。二つ目は蛍光顔料入りの液体を手全体に塗った後に、各自しっかりと流水で手洗いを行い、汚れの落とし残しがないのかを、ブラックライトを使ってチェックいたしました。
今後とも職員一同、患者さんに安全、安心の医療を提供できるよう研鑽に努めてまいります。
2010.11.17
東京消防庁志村消防署の指導を受けて防火訓練を行いました。
新築移転して初めての全体的な訓練です。消防署員の監視のもと緊張感もありましたが、初期消火・通報・誘導など事前に役割分担し、打ち合わせもきっちりと行ったのでスムーズに進める事ができました。
最後は実際に消火器を使った消火訓練を行いました。
終了後は消防署員の方からご講評をいただきました。いくつか注意点も指摘されましたが、おおむね高い評価をいただき、ホットする一日となりました。
2007.7.18
小豆沢歯科の全職員で救急救命処置の訓練を行いました。講師は小豆沢病院の吉川医師。万が一、治療中に患者さんの容態が悪くなったような場合いどう対応するか、みんな真剣に実習を行いました。